2013年10月14日

IMMドル円ポジションから見るドル円予想

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直近でも黒田日銀総裁による量的・質的金融緩和策の発表をきっかけとした円先物ショート、すなわちドル円のロングのポジションの増加が解消されていない。投機筋は引き続きドル高、円安を見込んだポジションを持っていることとなる。一方、米債務上限問題など、円安要因は継続しているもののドル安リスクが存在している。米経済が混乱に陥れば米ドルの信用度は低下し、ドル安が加速する。相対的に円は円安方向に進んでいるものの、それよりも速いスピードでドル安が進行すると投資家が考えれば、IMM円先物ショートが大きく減少する。それがニュートラルまで調整すると、1ドル=90円まで円高がドルに対して進行する可能性が考えられる。一方、長期的には円安傾向は継続することが考えられるため、ドルに対して円高が進行したとしてもユーロやその他の通貨に対しては円安が進行すると考えられる。

<参考:IMM通貨先物ポジションとは>

CMEに上場されているIMM(International Monetary Market)通貨先物の建玉のうち、非商業部門の建玉(非報告部門を含んで考えることもある)は、ヘッジファンドなどの投機筋のポジション状況を表していると考えられる(なお、商業部門は実需の取引となる)。投機筋のポジションは、短期間のうちにポジションをクローズしたり変更する傾向があるため、一方的にポジションが積みあがっている局面では、反対売買による相場の急変が警戒される。建玉について、CFTC(全米先物取引委員会)は、各取引所にそれぞれの商品先物の建て玉の公表を義務付けており、各取引所は毎週火曜日の取引終了後の建て玉枚数をCFTCに報告。その後、CFTCが当該週の金曜日に公表している。

情報ソース:U.S. Commodity Futures Trading Commision、CME Group、Yahoo Finance
URL :http://www.cftc.gov/
URL2:http://www.cmegroup.com/
posted by フカン at 21:41| Comment(0) | 投資戦略
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